佐渡の剣術伝書を入手した。どこにも佐渡、佐州などの文字もないが、すぐに佐渡のものだとわかった。GW前だったこともあり、どうしようかなと迷っていた。迷っていた所をI氏、N氏に背中を押されたような気がして入手した。I氏、N氏に感謝したい。
迷っていたのは他にも越後系の伝書が何点か見つけていたので、そちらを優先しようと思っていたからだ。結局は届いた佐渡の伝書を見て改めて入手できてよかったと思っている。
特にこの佐渡の2点の伝書は江戸後期と明治期と時代が違うのだが両方購入しなければわからなかったこともあると同時に意外に詳細に書かれている。ちょっとした写しの冊子なのだが私の中では上位に入る伝書だった。
その他の越後系の伝書は、以前村上のY氏から某地域の某家の伝書類を一式購入したのだが、その某家の伝書なのだ。やっぱりコンプリートしないといけないよな(笑)。
更に某地域の伝書も見つけている。今までにこの系統の伝書は2点ヤフオクで落札されている。(私は入手できなかったが)まだ2点はある。(1点は予約済み?なので正確には1点かな)
また他にも佐渡系?と思っている砲術の伝書も見つけている。ただこちらは値段的にも名前を見ても確信が持てない。
話が変わるが国際水月塾武術協会の小佐野氏のHPも私は見ている。
ここに「秘伝」に柳生志限流の記事!?http://japanbujut.exblog.jp/というものがあった。
最近は私も「秘伝」は購入していない。見るべき記事がないからだ。しかし、継承している者がいるのに断りもなく記事を載せるのはどういった心境なのだろう。
雑誌が売れればいいということなのか?記事になれば知られて欲しくない情報等も知られてしまう。地元の人が公表したのならば、しょうがないこともある。まだ記事は読んでいないのだが大体は想像がつく。興味を引くように面白おかしく書いているのだろう。
だからこそ私のように継承した武術を世に出せないでいる流派もあるのではないだろうか?継承したものは守っていく責務がある。次へ伝えていかなければならない。別に有名になる気もないし、、、。今まで一緒に稽古した者3名を除いて道場の仲間にも武道関係の人にも見せたことはない。
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小佐野 (日曜日, 08 5月 2016 16:02)
マスコミの杜撰な記事掲載に怒り心頭です。貴殿継承の流儀、人に見せないのは賢明な判断です。