もしもの想定外。次期放鳥予定のトキのゲージにテンが入ったらしく、11羽中8羽死亡、2羽重傷、後に1羽死亡で合計9羽が死んだ。想定外との事だが、言い訳にならない。もしものことを考えていなかったのか?甘すぎる。後に62箇所も隙間があることが判明。マヌケとしか言いようがない。次期放鳥はできるのか。
また新潟市美術館での話。カビの発生とクモの大量の発生。これも管理が行き届いていないのか。これにより国宝の貸し出しが困難になり、同美術館での国宝展が中止になるかもしれない。これも想定外の出来事か。いったいどうなっている。やはり、もしものことを考えないといけない。常に注意していて何も起こらなければ、それはそれで済むことではないか。
私事だが武術史料は防虫対策はもちろんのこと、もしもの火事のことを考えて、耐火金庫へ入れている。本当は火事の場合、床下置くのが一番良いのだが湿気や床下浸水があった場合のこともあり難しい。
武術の場合はもしものことを常に考えていないと事故につながる。昔の話だが、居合の稽古中に刀を抜いた時に目釘が折れて、刀が飛んで目の前で見学していた子供に突き刺さり、亡くなるという痛ましい事故もあった。YouTubeでも居合の演武中に抜いた手がすべって刀が後方の人込みの中に飛ぶという映像を見たこともある。一歩間違えれば大事故になりかねない。武器を扱う稽古の場合は特に注意が必要である。私も今でそ少なくなったが、常にもしものことを考えて行動していた。歩いている時、車が突っ込んできたらこう逃げるとか、歩行者でもすれ違いざま襲われたらどう対処するとか、銀行や郵便局で強盗が来たらどう動くとか、余にも考えすぎておかしくなるくらいだった。これもやってもいいと思うが殺気が強くなりすぎるので注意が必要である。話がそれたが、事故に巻き込まれるかもしれない。天災が襲ってくるかもしれない。もしものことを考えるのは大事なことでもある。赤ちゃんができたとき、考えるではないか。この角が危ないとか、これは飲んでしまうと危ないとか、危険な物は上に置くとか。目線を変えてもしものことを考えていくといろんなことが見えてくるものである。
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